代表挨拶

吉川 莉奈

なぜエンターテイメントの道に進んだのか?
エンターテイメントは、病気・障がいの有無、年齢や国籍などに関わらず、
全ての人が楽しみ笑顔になれるものだと思うからです。

皆さんは、ダンスや音楽を聴いたり、テレビや舞台を観て、笑顔になったり、ワクワクした事はありませんか?

私の家族は波乱万丈、病気・障がいを持った三つ子の妹達はとても小さく産まれ、1人を亡くし、2人は生死を何度も彷徨いながら今を生きています。きょうだいについて、誰にも相談できない心の葛藤を抱えていました。

けれど、妹達と一緒にダンスや音楽を聴くといつも笑ってくれます。
どんなに心が折れそうな時も、このエンターテイメントの力に救われてきました。そして、私は妹達の笑顔から生きる力を貰うのです。

心から楽しい!素晴らしい!と思ったり、誰かが笑顔になってくれて嬉しかったり。

心が動く体験。感動体験。

エンターテイメントには、生きる活力へと繋がる素晴らしい力があるのです。

その感動体験を通して、障がい者と健常者がお互いを知るキッカケになったり、障がいは決して可哀想なのではなく、個性であることを多くの人に伝えていきたいです。

いつまでもエンターテイメントの力で私自身も活力を貰い、その活力を基に人々に笑顔を届けたいです。

私が人生で成し遂げたいことは、これです。
「福祉」×「エンタメ」で、障がいに対する社会問題を解決し、
誰もが自分の個性を活かしながら、輝ける社会を作りたい!

想像してみてください。
エンターテイメントで個性を活かしたり、楽しむことで、心がより豊かになる。

障がいのあるなしに関わらず、それぞれが得意なことで補い合えば、生活が、日本が、より明るくなると思いませんか?

誰もが自分に与えられた運命や個性を持ってうまれます。

長所も短所も障がいも、一つの個性。
みんな同じ人間です。

決して、障がいのない人が障がいのある人を助けるのではなく、色々な状況をお互いに認め合い、尊重し、補い合いながら、共に楽しみ、共に生きていきたい。

たくさんの光輝く個性が集まったら、可能性は無限大です。一人でも多くの方の個性が輝く場所を作りたい。

私のような、障がいのある方がいる「きょうだい児」の輪も広げていきたいです。

「人にも社会にも地球にも優しく」

私達の挑戦は、始まったばかりです。

私一人に出来ることはちっぽけですが、応援してくださる皆様と共に挑戦していきます。

世界中のすべての人が、

それぞれの個性を尊重し合いながら
今よりも、もっと、もっと、
笑顔で過ごせますように。

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